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訂正箇所等のお知らせ
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『琉球ガラスの年代物コレクション 〜 沖縄ガラス工芸図鑑 〜 』
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訂正箇所がございましたので、お詫びして訂正致します。
追加情報なども掲載しますので、どうかご一読ください。
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●正誤表● |
【ページ】 |
【誤】 |
【正】 |
p.11 |
しかし2014年、長く続いた「琉球ガラス裁判」に終止符が打たれます。 |
しかし2013年、長く続いた「琉球ガラス裁判」に終止符が打たれます。 |
p.16 |
鮫(鱶)の追込み漁で使用する網を浮かせておくのに、びん玉を縄で編み込み魚網に取り付けた。 |
鮫(鱶)の延縄(はえなわ)漁で使用する縄と釣糸を浮かせておくのに、びん玉を縄で編み込み延縄に取り付けた。 |
p.134 |
アメリカに渡った手付瓶。 |
アメリカに渡った手付モール瓶。 |
p.146 |
◯号瓶などと番号が振ったり、 |
◯号瓶などと番号を振ったり、 |
p.148 |
手間と手間を掛けた製品が |
手間と時間を掛けた製品が |
p.206 |
p.209のさまざまな一輪挿しには、 |
p.207のさまざまな一輪挿しには、 |
p.222左上 |
四角花瓶/ドル袋花瓶 |
口細四角花瓶/ドル袋花瓶 |
p.228 |
ガラスを何十にも巻きつけた |
ガラスを何重にも巻きつけた |
p.246〜252左上 |
美術品としての花瓶 |
美術品としての花器 |
・ツメ(右ページの右端の章数)が抜けてしまったページ:p.125、193、199、201、221 |
・ページ番号が抜けてしまったページ:p.155、193 |
p.315 |
ラベルの「その他・未詳」の項目にある「琉球ガラス 手造り MT」は、恩納ガラス工芸センターの宮國次男氏の手による製品に貼付されたものです。ご本人によるご指摘に感謝を申し上げます。 |
p.316 L.6 |
行き過ぎし時代に |
過ぎ行きし時代に |
p.316 注*2 |
既刊の稲嶺盛吉氏の琉球ガラス関連本は3冊と記しましたが、もう1冊存在します。『ほむらとわざ 琉球ガラス工芸50年 稲嶺盛吉・泡ガラスの世界』(稲嶺盛吉、2005)です。ご本人によるご指摘に、お詫びと感謝を申し上げます。 |
p.320奥付 |
2018年11月15日の発行と記しましたが、実際には執筆の遅延や再入稿により、2018年11月22日に著者の手元に現物が届きました。したがって本当の発行日は22日です。 |
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●付記● |
【ページ】 |
【箇所】 |
【コメント・付記】 |
p.5
はじめに |
琉球ガラスは、ガラス工芸分野においても国内随一の産業規模を誇ります。 |
工房数でみればさらに多いガラス工芸に江戸切子がありますが、こちらはガラスの加工業であり、いちからガラス製品を製作する手作りの吹きガラス工芸というのとは異なります。また、全国にはグラス・スタジオが数多く存在しますが、これらは製作スタイルであって、製品の意匠そのものに地域性や様式があるわけではありません。
表現としては「ガラス工芸」という言い回しよりも、「手吹きのガラス工芸」と記したほうが無難でした。 |
p.316
おわりに |
地域性と確固たるスタイルを持つガラス工芸産業としてみても、工房数や経済規模は国内随一を誇ります。 |
全ページ |
※ページ数が多いのに厚めの紙を使用しているため、ノド(本を開いたときの奥側)が見えにくい。写真がページをまたいでいる時は、さらに見えにくい。 |
【対処法】写真がページをまたいでいる時は、思い切ってグイッとページを開いてみてください。本の背表紙に縦の折れ目がついたり、糊付け部分が傷んだりしますが、断然読みやすくなります。ただし本を壊さないように注意してください。 |
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●お寄せ頂いたご指摘・ご意見● |
【お寄せ頂いたご指摘・ご意見】 |
【お返事・コメント】 |
製品ひとつずつの正確な製造年は分からないのか? |
判明するものもありますが、ほとんどの製品については精査に至っておらず、アバウトにしか分かりません。大まかな製造年を記すことも考えましたが、煩雑になるので記しませんでした。 |
この本は、古い琉球ガラス製品を網羅しているか? |
いいえ、全然です。まだ著者も探している製品がいくつもあります。憶測ですが、本書掲載点数(約600点)と同じくらいの数、他にも製品種があるのではないかという感触です。 |
明治期末の資料によれば、沖縄産ガラス製品は、最初期にも原料ガラスが使われていたそうだが?(Y.F.さん) |
情報をありがとうございました。たしかにお見せいただいた新聞広告記事によれば、沖縄産ガラス製品製造の最初期から、再生ガラスのみならず原料ガラスをも用いていたようです。ただ、その資料による原料ガラスの導入量と、後の証言や社会状況を鑑みると、やはり最初期から主な原料は再生ガラスであったと考えるのが妥当と思われます。 |
沖縄をチャンプルー文化と呼ぶのは、戦後、アメリカ世になってから言われ始めたことではないのか?(K.S.さん) |
ご指摘をありがとうございます。p.11で私は、琉球ガラス文化をチャンプルー文化と評しつつ、また人間の文化は広義ではすべてチャンプルーだと論じました。そして沖縄の文化は王朝時代以前から豊かな国際貿易を通じてチャンプルー文化が醸成されてきた、と含意を広げました。しかし、ご指摘いただいたことについては、今後、原典を求めるなど探求し考察を重ねたいと存じます。
チャンプルー(ちゃんぽん)という語は古くからアジアの広範囲で使用されてきたようです。が、沖縄文化の由来が混合的であるというニュアンスでこの言葉が使用されるようになったのは、いつ頃のことなのか。調査が必要です。 |
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